今回ご紹介するのはBULINの分離型ガスストーブBL100-T4-Aです
ガス缶に直接取付けるガスストーブと違いホースで繋げます
ガス缶と離れているのでガス缶が熱くならずにすみより安全だと思います
今回は分離型のガスストーブの他に一体型のガスストーブの液だし実験もやってみました
海外製品も気軽に手に入る時代です
説明書も英語等で注意書きされていても分からない場合があると思います
間違った使い方をすると危険ですので最後まで見て下さいね(笑)
※画像をクリック・タップすると拡大表示するようにしました
BULIN BL100-T4-A
普段から家でも使っているBULINのガスストーブです
毎日これで珈琲を淹れるのが日課になっています
壊れることもなく未だ現役です (笑)(2022年現在)
では早速ご紹介
良いところ
- 分離型なのでガスボンベが熱くならない
- 火力が強い
- 五徳が頑丈
- “予熱管があるので『自己責任』でガスの液出しでも使用可”と紹介されていましたよ
良くないところ
- 小さなシェラカップなどは五徳にそのままでは乗せることが出来ない 落ちます
(小さいと網などが必要です) - 結構大きく重量がある
サイズ
BULIN BL100-T4-A
- 使用時サイズ: 200 × 110mm
- 収納サイズ: 95 × 95 × 110mm
- 重量: 386g
- 出力: 3500w
- 材質: ステンレス + 銅合金
- オートイグナイター(自動点火装置)付
- 収納袋(私が購入した時はCB缶アダプター付属してました)
使用している理由
普段から使用しているお気に入りのガスストーブです
かれこれ約9年程使っています
2016年購入後 アウトドア以外でもほぼ毎日家で使っています
何故なら
キッチンに行くのが面倒だから(笑)
私の家でのポジション テレビの横にあるPCの前
ネットサーフィンしているとあっと言う間に時間がたち珈琲が冷めてしまうことがあります
その都度キッチンで温めるのが面倒
そのまま飲めばいいことなのですが・・・
やっぱり寒い日などは温かい珈琲や紅茶、ココアが飲みたいですよね
傍に置くには家庭用のカセットコンロはデカすぎる
そんな時 シングルガスストーブが活躍してくれます
また、カレーを作るのは私の担当になっているのですが
長時間煮込む場合、一体型のガスストーブでは反射熱が怖いしキッチンで長い間見ているのは苦痛
またガスを長時間弱火で使用するとガス漏れしているのではないかと安全装置が働くそうです
(実体験済み)
シャトルシェフや圧力鍋使うほど本格的なカレーでもないし・・・おでんも作りながらチョットつまみたいし・・・
そんな時に分離型のガスストーブは便利ですよ
反射熱でガス缶が熱くなることもないですしね
BULIN BL100-T4-A なら点火スイッチも付いているので便利です
ガスは500サイズのOD缶を使用しています
容量があるので長いこともってくれるので良いです
BULIN BL100-T4-A には予熱管があるので『自己責任』でガスの液出しでも使用可能です
液出しとは
簡単に言うと、予熱管がある場合
液体のまま送り出し予熱管で気化させる方法です
(自己責任で)
通常の場合、ガス缶の中で液体のガスが気化してストーブに送られて炎が出ます
この時、液体が気体になるには熱が必要です
例えば、冬に土砂降りの雨でずぶぬれになった時を想像して下さい
寒くてブルブル震えてしまいますよね
この時、雨水の水滴が蒸発しようと身体から熱を奪うのです
それで寒くなるのですが人の場合はブルブル震えることで熱を作り出し体温を保つことが出来ます
同じことがガス缶の中でも起こっているのです
気化することで熱が奪われガス缶は冷たくなっていきます
その結果気化しにくくなり炎が小さくなります
いわゆるドロップダウン現象です
液出しの場合はガス缶の中で気化させないで液体のままストーブに送られます
予熱管で気化されますので寒さに強いということです
雪の降る氷点下の寒い日はプロパンガス配合の寒冷地仕様のガスを使うと思いますが
それでもプロパンが無くなりイソブタン、ノルマルブタンのみになると火力が落ちていきます
- 予熱管が無い場合 ガス缶を冷やさないようにする
(炎で温めるなど絶対にしないで下さい 爆発しますよ)
パワーブースターを使う方法などがあります - 予熱管がある場合 液体のまま送り出し予熱管で気化させます(自己責任)
単純にガス缶を逆さまに向きを変えるだけです
この時、炎が大きくなります うるさくなります
また炎の調整があまり効かなくなります
注意が必要です
左 弱火で実験 右 弱火のまま液出しへ OD缶を逆さまにすると火力が強くなります
弱火が通常の最大火力くらいになっているのが分かりますでしょうか
予熱管が無い場合は絶対にOD缶を逆さまにしないで下さい 火炎放射器状態になります
※ 下の方で実験してます 是非とも見てみて下さい
家では絶対にしないで下さい 危険です 必ず野外で使用してください
BULIN BL100-T4 私の愛用品です
注意 危険な実験
分離型でも予熱管が無いバーナーもあるので注意が必要です 無い場合液出しは絶対にしないで下さい危険です
一体型のガスバーナーなど予熱管が無いバーナーを分離型に変換するアダプターなどもありますが注意が必要です
作りが適当な物もあります
分かっていてカスタム目的・自己責任で購入する場合はいいと思いますが良くわからない場合は注意が必要です
CB缶の向きに注意が必要です 横置きにする場合にはCB缶の切り込み(凹部)を上向きになるようにしてください 家庭用カセットコンロは必ず上向いてますよね
カセットガス(CB缶)の使い方を簡単に説明ますね
画像を見てもらうと分かりやすいと思います
缶にはノズルがありますよね
この中にL字型のパイプが通っています
普段使うのはこのパイプが気体の部分にある時です 液体の部分にある時は液だし状態です
下向きや逆さにすると液出し仕様となり危険です 下の実験参照
この部品にCB缶を取付けるのですが
上のロック部分が明らかにおかしいです
CB缶の切り込み部分を上の部分に合わせてはめ込み取れないように右に回しロックすると位置がずれてしまい液出し状態になります
とても危険です
言いたくないですが欠陥品です
想像してみて下さい 誤った使い方をしたり、テントの中でガス缶を倒したら・・・
もしキャンプ場で子供の足が引っ掛かりガス缶が倒れたとしたら・・・
ファイヤーーーーーーーーーーー

危うく天井の蛍光灯器具が燃えるところでした(笑)
弱火でもこの火力です しかも元に戻してもこの状態が暫く続くのです
まさに火炎放射器です
安全に使いましょう
私が使っている分離型ガスストーブ
SOTO さんから液出し可能な製品が発売されています これ欲しいです(笑)
日本製なら安全ですよね
私の欲しいバーナー・ストーブ類です
こちらはプリムスさん
海外ブランドのOPTIMUS NOVA 11010 ホワイトガソリン仕様
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